バナナのどんな働きが便秘によく、どのように食べるとよいのか

バナナのどんな働きが便秘によく、どのように食べるとよいのか

便秘解消によい食べ物として有名なのがバナナです。

 

でもどうしてバナナが便秘によいか知っていますか。バナナのどんな働きが便秘によく、どのように食べるとよいでしょうか。

 

食物繊維が豊富

 

便秘の原因の一つが食物繊維の不足です。食物繊維には腸内の善玉菌のエサになる、腸の働きを活発にする、便の量を増やすなどの働きがあります。

 

1日の食物繊維摂取目標量は成人男性20g以上、成人女性18g以上ですが、ほとんどの方が5g以上不足しています。食物繊維が不足すると腸の働きが鈍くなり、便秘になります。

 

バナナの食物繊維含有量は100gあたり1.5gです。他にもっと食物繊維含有量が多い食品もありますが、果物の中では多い方です。野菜などをたくさん食べるのは大変ですが、柔らかいバナナなら食べやすく、調理の手間もいらないので、食物繊維を摂りやすい食品です。

 

オリゴ糖の働き

 

腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が棲みついており、善玉菌が多いと腸の働きがよくなり、便通もよくなります。

 

オリゴ糖とは単糖類が数個つながった糖類のことで、消化されずに大腸に届いて善玉の菌のエサになります。悪玉菌はオリゴ糖をエサにしないので、善玉菌だけが増えます。

 

善玉菌が作り出す酸で腸内が酸性になり悪玉菌が棲みにくくなり、善玉菌が増えて悪玉菌が減ります。善玉菌が増えれば腸の働きが活発になります。

 

レジスタントスターチの働き

 

レジスタントスターチとは消化されにくいでんぷん質のことです。レジスタントスターチには食物繊維のような働きがあります。しかも、水溶性と不溶性の両方の性質を兼ね備えています。

 

消化されずに大腸に届いたレジスタントスターチは、腸内の善玉菌の働きによって発酵し、酪酸、プロピオン酸、酢酸などが作られます。これらの酸で腸内が弱酸性になり、悪玉菌が棲みにくくなり善玉菌が棲みやすい環境が整います。

 

バナナの選び方、食べ方

 

レジスタントスターチを摂るなら青いバナナがおすすめです。発酵が進んで茶色いぽつぽつがでてくると、レジスタントスターチが糖に変わります。未熟なバナナは約20%がでんぷん質の形をとり、でんぷんと糖の割合は20:1ですが、熟すと逆転して1:20になります。

 

バナナを食べる時間帯はいつでも構いません。朝は忙しくて朝食を食べている時間をとりにくいですが、バナナなら調理の手間いらず、皮をむくだけで手軽に食べることができます。おやつにも最適です。

 

オリゴ糖は加熱しても壊れないので、同じ食べ方に飽きたら焼きバナナもよいでしょう。